明石焼とたこ焼きは、どちらも関西名物のグルメですが、意外と違いを知らなかったりします。
たこ焼きをお出汁で食べるのが明石焼じゃないの? 違います(笑)。
明石焼は、別名玉子焼きと呼ばれているように、生地には卵を多く使い小麦粉とジン粉(沈粉・浮粉)を混ぜて作ります。ですので、非常に柔らかくふわふわに仕上ります。具はタコのみでお出汁に浸して食べます。
一方、たこ焼きは生地に小麦粉を多く使うので明石焼と比べ水分が少なく固めに仕上ります。具は、タコに加えネギ、紅ショウガ、天かすなど色々と入れ、ソースなどをかけて食べます。
人気テレビ番組 せっかくグルメでも紹介 地元民に愛されるレジェンド店
今回、ご紹介するのはバナナマンでお馴染みの人気テレビ番組 せっかくグルメでも取り上げられた地元民に愛される明石焼(玉子焼)のレジェンド店 ふなまちです。
場所はJR明石駅(JR大阪から約1時間程度)から徒歩10分程度で、駅前の商店街から少し外れた閑静な住宅街の中にあります。お店専用の駐車場も5台分ありますがすぐに一杯になりますので、その際は路上駐車せず近くの有料パーキングに止めましょう。
メニューは名物の明石焼(玉子焼)やお好み焼き、焼きそばなどがあります。明石焼は一人前20個入りで、ほとんどのお客さまがこちらを注文されます。少しずつ値段があがり現在、一人前650円となっていますが、味や他店との比較でいうとまだまだおトク(得)感は非常に高いと思います。お盆など時期は、メニューが明石焼(玉子焼)だけになることもあるのでご留意下さい。
ふなまちはどの時間帯でも行列が出来ていることが多い上に、店内は2つのテーブル席しかないので待ち時間は結構あります。基本、店員の方は3人で2人の方は店内分、お持ち帰りの分を焼き続けています。今回、店外での待ち人数は8人で約1時間半程度待ちました。
混雑状況を踏まえると頻繁に訪問することは難しいということもあり、一人で2人前を注文しました。お出汁にはネギも三つ葉も何も入っていませんが、本来の明石焼(玉子焼)の味、風味を楽しむための”ふままち流”です。ありきたりの表現になりますが、ふわふわ・トロトロ・あっちっちの明石焼(玉子焼)は、素朴ながらも抜群に美味しいです! 基本的には薬味を付けずそのままお出汁に浸して食べるのが一番美味しいと思いますが、テーブルには甘口と辛口のソース、削りカツオと青のりが置いてありますので、お好みに合わせて味変を楽しめます。私は2/3程度をそのままで、1/3程度を味変で食します。
明石界隈には明石焼(玉子焼)を提供するお店は他にもありますが、店構え・店員・味などすべてにおいてノスタルジックを感じる”ふなまち”が一番好きです。
今回、時期的に明石焼(玉子焼)しか提供していませんでしたが、次回は明石焼(玉子焼)とタコのお好み焼きを注文したいと思います。
混雑していても何度も足を運びたくなる名店ですので、関西に訪れた際は是非、一度行ってみて下さい!
再訪度は、★★★★☆です。(五段階評価)
(店舗情報)
住 所:明石市材木町5-12
営業時間:10:30~18:00、定休日(木曜・金曜日)、持帰(9:30~18:00)
電話番号:078-912-3508
コメント