(大型二輪免許)いきなり大型二輪免許取得は無謀なのか 第二段階

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第二段階まで来ると、大型バイクにも徐々に慣れてきて運転するのが楽しくなってきます。あ~、早く免許を取ってバイクに乗りたい!という願望も高まってきます。

 

第一段階において技術講習は一通り実施しているので、卒検に必要な新たな技術課題はありません。練習コースを普通に走行するだけなら苦戦することもないと思いますが、ただ単に走行するのではなく、各技術課題のレベルアップを意識して練習に励みましょう。特に一本橋や波状路、スラロームなど、卒検で失敗すれば一発で検定中止となる課題は念入りに練習しましょう。

<第一・第四・第十二時限>

第二段階の技術講習は14時限で、前述した通り、新たな技術課題はありませんが、シュミレーター(+学科1時限)という教習が三時限あります。これは、普通免許には仮免許制度というのがあり、免許取得前に実際の公道を走行し、危険予知などの訓練をすることが出来るのですが、バイクには仮免許がないため、その代わりにシュミレーターを使って訓練をするものです。既に車の免許を持っていて公道を走行している方は経験していると思いますが、公道では交通ルールをきっちり遵守している運転者ばかりではなく、むちゃな運転をしている方が多いです。また、見通しの悪い道路や車の陰から人が飛び出してくることも少なくありません。ですので、シュミレーターという機会を使って、その訓練をするというわけです。シュミレーター教習で衝突したり、人を轢いたりすることもありますが、それで再受講ということはありませんが特に初めての免許取得が二輪免許の方は本番さながら真剣に受講して欲しいと思います。わが身のためです。ただかなり酔いやすいので苦痛です。

<その他時限>

これまでの技術課題の反復練習が中心となりますが、ポイントポイントで40kwh走行での危険回避や坂道における小旋回(小回り)など、卒検には必要がない技術も教えてくれます。これは教習所によって実施内容は異なるかもしれませんが、実際の走行時においては是非、身に付けておきたい(経験しておきたい)技術ですので、もし何もなさそうであれば教官に申し出て教えてもらいましょう。分のバイクでは転倒するのが嫌で練習出来ないと思いますので。。。

これは天候などの条件によって練習出来ないかもしれませんが、雨天時の急停止は経験しておきたいところです。車は四輪ですので雨天の影響は少ないものの、バイクは二輪ですので全然止まらないし、スリップします。私の場合、前を走行していた方がスリップして転倒したので、怖くて急停止さえ出来ませんでしたが、怖さを目のあたりにしたこともあり、今ではとても良い経験になったと思っています。

<第二段階見極め>

第一段階と同様、最後に第二段階の見極めが行われます。これでA判定(合格)がもらえたら、いよいよ卒検となります。これは法規に沿った運転が出来ているか、安全確認がきちっと出来ているか、技術課題をクリアできる水準にあるか等、複数の項目によって判断されます。A判定(合格)をもらえなかった方は、教官からの指摘事項を踏まえて、頑張って改善していきましょう。A判定をもらえなかった方を見ていると、素人目にも危ない運転をしているというのがわかるので、自らの身を守るための補習と思って腹を立てずに地道に訓練を積みましょう。

卒検に続く。。。

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