(大型二輪免許)いきなり大型二輪免許取得は無謀なのか 入校~第一段階

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はごく普通の会社員のため基本的に受講日は週末の土日のみとなります。一度に可能な予約上限が第一段階で3時限、第二段階で4時限までとなっていますので、免許取得に要する期間は3~4か月ぐらいになると思います。

ちなみに以下が大型二輪免許のカリキュラムとなっています。

第一段階が17時限、第二段階が14時限となっています。

まずは、入校から第一段階(見極め)までの流れをご紹介します。

 

<入校>

まずは教習所の入校式がスタートとなります。これに合わせて適正試験が行われます。適性試験の内容は、図形の間違い探し図形に高速で斜線を入れていく、二三桁の引き算などの判断力試験性格診断です。項目毎に時間制限があるのですが基本的に時間内に全て完了するのは至難の業です。私が時間内に全て完了できたのは引き算だけでした。教官が”皆さん、遅いですよ~、もっと早く早く!と煽ってきますので(笑)、慌てないようにしましょう。後日、適性試験の結果が返ってきますが、この試験で落ちることはありませんのでご心配なく。

<バイクの引き起こし>

バイクの引き起こしは入校前に実施することが多いようですが、私は教習所の都合で入校後に実施しました。

バイクの実物を間近でマジマジと見るのが初めてだったこともあるのでしょうけど、第一印象はデカすぎる、です。重量は230kgとのことです。大型バイクで人気のハーレーのFORTY-EIGHTは250kgぐらいあるので、これで普通サイズぐらいだそうです。小柄な方や女性の方は最初、苦労するかもしれませんが、引き起こしはコツさえ掴めれば出来ないことはないと思うのですぐに出来なくても心配はいらないと思います。その他にもセンタースタンドの立て方などを教えてもらいます。でも、重いしデカすぎます(笑)

<1時限>

バイクの基本的な操作方法を教えてもらいます。ギアの入れ方、クラッチの使い方、方向指示器の位置、ブレーキの使い方などです。クラッチの使い方は、普通免許をマニュアル有で取得されている人は原理が同じなので頭に入り易いと思いますが、AT限定で取得された方はちょっと苦戦するように思います。

<2時限~3時限>

スタンドを外し、バイクに跨った後にミラーを合わせます。それからエンジンキーをオンにしてギアをニュートラルーに入れてからエンジンをかけます。ギアを一速に入れてから方向指示器を出した後、コースをゆっくり周回します。クラッチ操作に慣れるため1速・2速での周回です。特に半クラッチの練習に重点が置かれます。半クラッチの位置は同じ種類のバイクでも個体によってかなり異なるので、半クラッチ状態が体感でわかるように慣れていく必要があります。

<4時限~5時限>

基本的に2~3時限の反復練習です。大型バイクは高速では安定するので走りやすいのですが低速ではとても不安定です。ですので、いかに低速で安定して走行できるかが大型バイクを乗りこなすポイントとなるので、半クラッチを使った低速走行の練習は手抜かりなくきっちりやりましょう。この段階になると初めてバイクに乗ったとしても少しずつ慣れてくるので、右回りでギア3速での30~40km走行の練習が加わります。これまで50ccしか乗ったことがなかったので、大型バイクの加速、パワーには恐怖さえ覚えます。

<6~7時限>

上記の練習に加え、S字とクランクの技能講習が追加されます。S字は思っていたより道幅があるので自転車や原付に乗ったことがある方であれば、さほど難易度は高くないと思います。視線を足元に落とし過ぎると曲がりにくいので、進行方向に顔向けると曲がり易くなります。意識してやってみて下さい。かなり効果があると思います。クランクは1速のまま、真ん中を通過することに意識を集中すれば案外、すんなりクリア出来ると思います。

<8~9時限>

こらまでの技能講習の内容に加え、一本橋とスラロームが追加されます。一本橋は長さ15m・幅30cm・高さ5cmの直線路です。この一本橋を基準タイム以上で通過する必要があります。基準タイムは普通二輪で7秒以上、大型二輪は10秒以上となっています。私と同様、初めてバイクに乗られる方は最初、一本橋で苦戦する方が多いと思います。ある程度勢いをつけてスピードが出ている状態であれば、バランスを崩すことなく渡れるのですが、ゆっくり走ろうと思うとバランスがうまく取れません。まして、10秒以上なんて神業レベルと感じます。一方でスラロームは逆にある程度のスピードを出すことになるのんでバランスという意味では安定しているので自転車経験のある方でしたら苦戦しないと思います。

(10~11時限)

新たな技能講習に波状路が追加されます。9.5mのデコボコした道(不等間隔のハジゴを横にした感じ)を立ち姿勢でバランスよく、かつ5秒以上掛けて渡る課題で、大型自動二輪免許のみに設定されている課題です。一本橋より幅があるのでスピードが出せば渡りきること自体は難しくありませんが、半クラッチとフットブレーキをタイミング良く使いながら、時間をかけて渡り切るのは至難の業です。半クラッチとフットブレーキを使いながら一つ一つ乗り越えていくのですが、最初はそのタイミングが掴めずエンストと脱輪の連続でした。練習を重ねることで技術が向上していくので、最初は通過タイムは気にせず、綺麗な立ち姿勢で渡りきる練習をして慣れていきましょう。

(12時限)

1時限だけAT車での技術講習があります。車種は忘れましたが、まずは小型AT車で慣らし走行をした後、中型・大型と乗り換え、MT車と同様にスラロームや一本橋、クランクなどの技術講習を実施します。AT車はスクーターのデカい版でクラッチ操作もなく運転は簡単だろうと思っていたのですが、中型・大型クラスは重量がある上にMT車より幅が広いのでバランスを取るのが難しく、全く小回りが効かないので、個人的にはMT車以上に運転が難しく感じました。

(13~14時限<見極め>)

全ての課題(40Khwからの停止、クランク、S字、スラローム、一本橋、波状路等)を含んだ所定のコースを周回します。教習所によって異なるかもしれませんが、教官が後ろについて確認する等で第一段階の見極めが行われます。A判定(合格)が出ないと第二段階には進めません。ここでは、全ての課題を概ねクリア出来ているか、安全確認をしっかり出来ているかなどを確認するというものですので、各課題の設定タイムをクリアするかどうかは問われませんので、いつも以上に丁寧に運転していれば、まずA判定が出るので緊張せずに臨みましょう。

 

人によって運転技術の上達度は違うとは思いますが、早い人で4時限、遅い人でも10時限ぐらい乗れば、ゆっくり走ることに関しては不安なく乗れるレベルに達すると思います。最初に感じていた恐怖心も徐々になくなってきます。

第二段階に続く

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